こんなところに書くことではないかもしれませんが、、、私自身の記憶が風化しないように、、、
私の友人のKさんが伊豆半島の海岸沿いの崖から車で転落死してから今日でちょうど1年になります。
会社の情報システム課で働いていた方で、数年前に不動産会社に転職していたはずですが、後から聞いたところでは事故の1年前に自己都合で退職していたそうです。
私より少し年上で独身でしたが、私の住んでいる地区に一軒家を新築して自分の好きなように生きていく感じの、ある意味自由人だったのかな。同じ会社で働いていた頃はよく私の家にも遊びに来ていました。
私が自宅を購入して庭にピザを焼くための石窯を作っていた頃、お披露目のピザパーティの日程まで決めてしまったのに完成が間に合いそうになくて困っていたときに、我が家に来て小雨の降る中にも拘らず石を金属ブラシで磨いて苔を落とす作業を手伝ってくれたことがありました↓

車で全国の大社巡りをしたりしていて、その時に新潟で景虎という日本酒で付けた梅酒が気に入ったらしく、何本も買って私の家に遊びに来た時のためにボトルキープしていたりしていました。
転職してからはほとんど会うことが無く、1年前に突然会社で事故のニュースがKさんだという噂を聞きました。
ご両親は横浜に住んでいて、会社の仲間と家の中の片付けを手伝いに行ったときに話を伺たのですが、家族とは全く連絡を取ることすらせず、音信不通のような状態だったということを初めて知りました。
自分のイメージではKさんは人懐っこい感じで、システムの管理者だったこともあり誰か困っているとどれどれと助けに行くような人だったので、家族と疎遠になっているのはなんだか不思議な気がしました。
ご両親が遺影にする写真すら無いということでしたので、私の家でピザパーティをしていたときの写真をお渡ししましたが、正面から写っている訳でもなく、これが遺影になってしまうのかなぁと残念に思ったものです。
結局、お墓参りもしないままになってしまったのですが、人伝に聞いたところでは警察と保険業者の間で事故か自殺かずっと結論が付かない状態になっていて、最近やっと事故で処理されたそうです。警察がタクシーのドライブレコーダーなどのカメラを調べたら、前日に長岡辺りでウロウロとしているところが目撃され、自殺する人のような行動パターンだったらしいです。私の知っている頃の彼は自殺するような人ではなかったのですが…
残った彼の家は普通なら親族が相続するのでしょうが、自分が死亡した時の保険に入っていなかったらしく、ローンが残ってしまったので親族が相続放棄したとのことでした。多分一生独身のつもりで、自分が親より先に逝くことは考えていなかったんだろうな・・・。
なんとも寂しい感じがします。家族との繋がりが無く、何かを残す相手が居ないままに人生の終わりが見えてきてしまったら、自分ならどう考えたのだろう。私は幸いにして妻と息子がいますが、妻に出会う前は結婚する気なんてありませんでしたから、同じような境遇になる可能性があったのかもしれません。
近年、結婚しない(できない)ままに年を取ってしまった人が増えているということですが(以前の自分もそうでしたが)、やはり自分が生きてきたということを何か遺せないと寂しいような気がしますね。息子の存在に感謝です。
だらだらと長文失礼しましたm(_ _)m
